ERAS® JAPAN
Best Practice Award

ERAS® Japan Best Practice Awardは、ERAS® Societyのガイドラインに沿ったチーム医療の実践を促進するとともに、わが国におけるERAS®の発展に貢献することを目的とし、ERAS®に関するテーマに即したケースレポート(症例数は問わない)を公募します。内容は日本ERAS®学会の選考委員会が審査して、優秀なケースレポートを提出した医療従事者(職種は問わない)を表彰し、授賞式は日本ERAS®学会学術集会にて行います。なお、授賞式において(本人が参加する場合に限る)、旅費等の補助のため副賞(3万円)を授与します。

受賞者
受賞ケースレポート一覧

術前から始める食道癌根治手術患者に対する栄養運動療法の実践

吉岡 佑二
(京都大学医学部附属病院 リハビリテーション部)


胸部食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術における術前加温の有用性

久保 祐人
(国立がん研究センター東病院 食道外科)


プレハビリテーションの実現可能性に向けた取り組み

佐藤 眞理子
(奈良県立医科大学大学院医学研究科博士課程 麻酔科学講座)


【参加賞】(順不同)

ERASプロトコル:周術期の栄養管理
〜 高齢者への術前炭水化物飲料提供の工夫 〜

小林 明子
(公立大学法人福島県立医科大学会津医療センター
附属病院 栄養管理部)


喫煙が術中体温管理に及ぼす影響
〜 ERAS導入前後での比較検討 〜

髙田 憲明
(市立長浜病院 中央手術室)


全身麻酔を受ける患者における術前の歯科受診率改善に向けての取り組み

中谷 昌平
(明石医療センター 手術中材看護科)


脊椎手術後のSSIを契機とした他職種ERASチームの指導と普及
〜 ERASチーム立ち上げからERAS外来導入 〜

鶴井 亮扶
(横須賀市立総合医療センター)


当院における肺移植術後の回復促進を目指した
周術期リハビリテーションの取り組み

大島 洋平
(京都大学医学部附属病院 リハビリテーション部)


ERAS®実施プログラム導入後に考える人工肛門造設患者に向けた早期退院

山田 優香
(市立長浜病院 外科病棟)

審査委員

小谷 穣治

(神戸大学 外科学講座災害・救急医療分野)

中村 雅史

(九州大学 臨床・腫瘍外科)

北川 裕利

(滋賀医科大学 麻酔科学講座)

協賛企業

予定

公募期間と授賞式までのスケジュール

  • 令和6年(2024年)9月2日(月)
    公募開始

  • 令和7年(2025年)2月14日(金)
    公募締め切り
    募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

  • 令和7年(2025年)2月中旬
    選考委員会・理事会にて選考・最終決定し、審査結果を受賞者に通知

  • 令和7年(2025年)4月19日(土)
    日本ERAS®学会 第3回学術集会にて表彰式

選考対象

指定されたテーマのケースレポートのうち、以下の条件を満たすものを対象とする。

  1. 応募者は、日本ERAS®学会の会員、または日本ERAS®学会 第3回学術集会に参加予定の者であること。なお、ケースレポートについて日本ERAS®学会 第3回学術集会で発表することを推奨する。
  2. ERAS® Societyのガイドラインに沿ったチーム医療の実践であること。
  3. 計画>実行>評価(監査)>改善からなるPDCAサイクルを実践していることをケースレポートに反映すること。
  4. 国内施設で行われた症例のケースレポートであること。
  5. 次項に示すテーマ①②③に関するケースレポートを重点的に審査するが、それ以外のテーマであっても、ERAS® Societyのガイドラインに関連したものであれば、その他④として審査対象とする。
  6. ケースレポートの書式、応募方法については別に定める。

本年度のテーマ

①  ERAS®プロトコル:周術期の正常体温維持について
術式の進化に合わせて変化した患者加温の実践
周術期患者体温管理に関するチームの知識向上
術前加温(プレウォーミング)の実践
②  ERAS®プロトコル:周術期の栄養管理について
術前の栄養評価
術前の炭水化物ドリンク投与
術後早期経口栄養
③  ERAS®プロトコル:周術期のリハビリテーションについて
入院前の患者教育(リハビリテーションに関する事を含む)
術前リハビリテーション
術後早期離床とリハビリテーション
④  ERAS®プロトコル:その他

執筆要領

ワードファイルにて800字以内の抄録を提出する。図表がある場合は、パワーポイント2ページ以内(容量10Mb以下)に、以下の要領で抄録とともに提出する。

  1. 写真、図版、表を引用記載する場合には、著作権の確認をすませ、そのむねを記載する
  2. 利益相反がある場合はそのむねを記載する

申込方法

申込みフォームに必要事項を記入し、抄録(ワードファイル)・図表(パワーポイント)を添付して送信してください。

お問い合わせ

京都通信社

 : 075-211-2340

 : eras-japan@kyoto-info.com